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土曜は土曜で馬場悪化が確実だったという点では考えやすかった(当たるかどうかは別だが)。日曜は乾き具合と言うもっと微妙な問題があって、土曜以上に難しい。 東京11R 根岸S 終日不良で競馬が行われた土曜の東京。雨も止み、馬場は乾いてくるだろうが、冬場はよほど強風でも吹かない限り急に馬場は回復しない。と言うことは適度に水を含んで高速馬場になる可能性大。土曜よりも純粋にスピード比べになりそうだが、各ジョッキーの意識も当然前へ前へとなるわけで、そこが意外な後方一気が決まる下地になるケースも考えられる。さぁ難しいデ。 1.ビクトリーテツニー テンに行けず差し一辺倒なので重馬場は向かない気がするのだが、前走は展開ハマったにしても34秒台の豪脚。重馬場で馬券に絡んだのは前走だけだが、脚抜きが良く前が止まらない馬場でも自分の末脚の威力を増して差し込んでくるケースは多い。特に昨年復帰してからはテンのモタつきもマシで、本格化した印象が強い。ただ前走は4番枠から大外へ持ち出せたが、今回も最内枠を引いてしまい直線の進路の取り方には不安が残る。稽古も動いてデキ安定だけに魅力あるのだが、中心視は避けたい。 2.バンブーエール 骨折から立ち直り4連勝でついにGT制覇。園田でのGTで相手や展開からは真のGT勝ちとも言えないが、GT馬の名に恥じないぐらいの実力は実際にあることは間違いない。ただそのGT勝ちのおかげで今回は59kg。57.5kgを背負ったブラジルCは強かったが、連勝の勢いで好成績を残しただけに、仕切り直しの一戦でいきなり59kgと時計の速い決着には不安のほうが大きい。 3.セントラルコースト 準OPを買ったばかりで格下感は否めないが、昨秋復帰後は条件戦とは言え安定した成績を残し、特にここ3戦は時計面でも並みのOPレベルなら戦えるものがある。相手が揃った今回同じことが言えるかが問題だが、揉まれずスンナリ行ければ馬場を活かして粘ることは決して妄想でも無いと思うんだけど。ただ暮れからひと息入って追い切りの動きがイマイチなのが残念。 4.ヒシカツリーダー 勝った前走も印象に残るが、それより2走前のレースぶりが目を惹いた。あんだけ前が詰まりまくって右往左往しながら3着に突っ込むんだから、短差しに転じてからの充実ぶりは本物なんだろう。1400mで3着が2度なのはたまたまで、1F延長がそう問題にならないと思う。デキも絶好調をキープしており、あとは馬場と展開にどこまで対応できるか。 5.ブイチャレンジ 成績からは完全なサウスポーなので前走6着は昇級戦としてはむしろ健闘だろう。3連勝中の得意の府中でひょっとしての期待を抱かせるが、とにかく追い込み一辺倒なので馬場と展開次第。昨秋の直線一気連勝の破壊力からはハマればここでも馬券圏内突入ぐらいの威力はあると思うが、時計が速くなってどうかの心配も大きくて。 6.ナンヨーヒルトップ 稽古は煽られて感心しないが、いつもあんな感じ。秋嶺Sがメチャクチャ強かったように、揉まれず競馬ができればかなり強いところを見せるのだが、セントラルコーストや中館騎乗のダンツキッスイなど同型が多いし、フェラーリピサやバンブーエールなどが後ろでプレッシャーをかけてくる。前走はスローに持ち込んだこともあってマルブツリードの追撃を封じたが、長い直線で精神的に粘り込めるかに一抹の不安。 7.ボードスウィーパー もうスッカリ終わった馬だと思っていたら、昨秋の霜月S勝ち。その前の勝ち鞍は2年前の同レース(そん時はガッポリ稼がせて頂いたんでよく覚えてます)なんだから、よほど府中1400mは合っているんだろう。ただHペースで上がりが極端にかかり、遅い勝ち時計にも恵まれた。前走も58kgを考えるとそんなに悪くなく、状態も良い意味で平行線をキープしていると見るが、今のこの馬に時計が速い決着への対応力があるかどうか。2年前の霜月Sが23秒を切る時計で差し切り勝ちだが、当時は充実一途の時期でしたから。 8.オフィサー これも突如復活組。ボードスウィーパーの勝った昨秋の霜月Sで速い流れを先行して粘り込んだのは時計が遅かったからだと思っていたら、次走ギャラクシーSでも同じような内容とレースレベルで差し切ってしまった。どちらもメンバーやレースのレベルに恵まれただけにここではどうかと思うが、馬自身がここへ来て安定してきただけに、高齢馬が活躍するレース傾向からバッサリ切るのは忍びない気も。 9.フジノウェーブ 前走はせっかくオイシイ1,2着馬に◎○を進呈しながら、コイツの評価を最後まで迷っても儲け損なった。さすがはGT馬。その前走が58kgだけに今回の58kgが大きな割引とも言いにくい。ただし今回は左回りの1400m。どちらも致命的な条件替わりではないが、右回り1200mに比べると信頼度は落ちる。今回も人気無さそうだが。 10.マルカフェニックス 勝ち切れないもどかしい競馬を続けていた馬が、前走では力強く抜け出して待望の重賞勝ち。流れがハマった感もあるが、自身もソコソコ行っての差し切りだけに単なるフロックでも片付けられない。最終追い切りも動いて状態はさらに良化。ダートでも一概には...と思っていたんだが、いま気がついたけどGU勝ちによって今回58kgですか。そりゃちょっと厳しいな。 11.フェラーリピサ 実力は最上位の1頭。脚抜きの良い府中の1400mにも既に実績がある。顔の神経痛で休養ってのが不可解で、どんな影響があるのか気になるところだが、きちんと仕上がって出てくればやはり上位候補。ただ肝心の仕上がりについては、稽古で動く馬が今週はもうひとつピリッとしなかった印象。絶望的に悪かったわけでもなく、あのひと追いでシャキッとしてくることも考えられるので軽視はできないが、自信の◎とも言えないなぁ。 12.ニシノナースコール 好調をキープ。このデキなら別定の1400mでも展開向けば...ぐらい思っていたのだが、雨で脚抜きが良くなってしまったのは誤算。距離不足で序盤置かれると思われるだけに、さすがにこの馬が差し届くなら他に差し馬が乱舞してるはず。 13.アドマイヤスバル 昨秋は芝のGTでも好走する一面も見せたが、本来は府中ダート1400mで飯を食う馬。ベストの舞台である。ここで買わずにどこで買う状態のはずだが、今週の追い切りが不満。芝を2度使われたことで馬のリズムが崩れているような気がしてならない。昨年は◎で狙って悔しい思いをした(3着になるぐらいなら飛んでくれたほうが押さえが利いた)ので今年返してほしいのだが、絞れて無ければむしろ消し方向。 14.リミットレスビッド 明けて10歳になるが、昨年末も大崩れ無く走っており、極端な能力低下は窺えない。ただ今週の稽古にしても徐々には衰えてきていることは否めず、勝った頃と比べるのはかわいそう。最近は中央なら1200m、地方交流の小回りなら1400mが活躍舞台の傾向が濃くなっているだけに、府中1400mってのは心配。ここで好走するぐらいなら2年前に3着残って欲しかったよ。 15.スリーアベニュー 2走前に2着した頃からデキは本来のものに戻っている。前走に関してはいつも以上に出遅れが派手で、スタート直後で圏外だった。自身は34秒台の脚を使っており、決してデキ落ちで大敗したわけではない。今回もさらなる上積みは望めないものの、良い意味で平行線ぐらいは保っている。道悪ダートも大得意で、むしろ末脚の威力が増す。ただ中山のようなコースで一瞬の決め脚を使うタイプで、府中の長い直線が合う追い込み馬ではない。 16.ダンツキッスイ 最近行きっぷりが良くないからか、今回は逃げのスペシャリストを配置。それでも逃げられない可能性もあるし、仮に行ったとしても今週バタバタになった追い切りから、いくら馬場が味方しても粘るのは厳しいと思う。むしろ無理やり競ってでも行こうとすることで流れがメチャクチャになることのほうが怖い。 消せる馬が少なすぎて印をつけられませんが、 スケベ心で狙いたい馬・・・セントラルコースト、オフィサー、ブイチャレンジ 買っておかないとマズそうな馬・・・フェラーリピサ、ナンヨーヒルトップ ってな線を基本に。 京都11R 京都牝馬S 馬を絞れず予想を残せなかったがある程度お湿りが残って馬場状態は推測しやすい根岸Sよりも、芝の乾き具合がサッパリ見当つかないこっちはさらに難解。ただ典型的な逃げ馬がおらず、何かが意図的に暴走しなければ流れは落ち着くと思われる。外回りマイルだけに差しも決まるはずなのだが、今年のトレンドは内の前残り。 1.オディール 冬毛ボーボーなのをしきりに橋口先生が口にしている。確かに追い切りの動きももうひとつピリッとしなかった。ただよく思い出してみれば稽古で動かないのはいつものことだし、特に体が太いだの緩いだのという印象は受けなかった。もともと詰めて使った時よりも間隔を空けた1,2戦目のほうが走る稽古にあり、前回の休み明けローズSでは重馬場で差し脚を見せた。実績を考えれば斤量は明らかに有利だし、意固地に消さなくても押さえておけばいいかな。 2.スペルバインド 昨春はクラシックに出たいがために押せ押せのローテになり、体調維持に汲々としていたが、立て直した効果が年末あたりから出始め連勝。前走は内ラチ沿いを巧く抜け出せた面も大きく、まだ信頼度急上昇とは言えないが、決め脚だけなら早くからOPクラスのものを見せていただけに、昇級戦のここでも侮れない。キレ者なので馬場は乾いてほしいところだろう。 3.テンイムホウ 大駆けタイプだが別定のマイル戦ではさすがに厳しいんじゃないの。今回は和田を乗っけて前へ行くって話もあり、そうなると人馬ともに荒れ馬場を苦にしないだけに大駆けするかもしれないけど。 4.プリンセストロイ 連勝したとは言えまだ格下。連勝の内容も緩めのペースを先行しダラダラと粘り込みと派手さは無く、格上挑戦で跳ね返される可能性は高い。ただここは激しい先行争いにはなりそうも無く、スンナリ先行することはできそう。荒れた芝、長い直線と未知の部分は多いが、だからこそまだ決めつけられない不気味さはある。乗ってる人も何やらかすかわからんしなぁ。 5.ザレマ 超スローの前走を逃げ切ったからって人気急上昇なのがイヤ。そこまで信頼できる馬じゃない。じゃないんだけど、行く馬が少ない組み合わせ、荒れた馬場を苦にしないキャラ、冬場の京都に強いアンカツに冬場に強い馬、追い切りの動きなどなどを考えて行くと、一番無難な気もするなぁ。 6.チェレブリタ セラフィックロンプ流しの私にとっては痛恨の2着突っ込み。大野にしてやられた。前走時も追い切りは動いていなかったので今週の動きには目を瞑るとしても、3kg増に武豊への乗り替わり。明日もキレが活きるような馬場にはならず騎手の腕も必要だろう。今のユタカには大野のようなパワーも思い切りも無い。馬も昨年の紅梅S&エルフィンSがもうひと息の結果。確か当時は冬毛が伸びてデキがイマイチだった記憶がある。寒い時期あんまり良くないんじゃないかと。 7.クラウンプリンセス 今週の稽古ではリーチザクラウンに見劣ったものの自身の動きとしてはマズマズだったが、これも冬場ひと息。GホイップTは時計は遅いがなかなか強い内容だと思うし、前走は距離が長かったことを考えると、時計のかかるマイル戦と言うのは合った条件のはず。強くは推せないが押さえぐらいは。 8.ハートオブクィーン 成長力に乏しくここでは力不足の印象はあるが、一応桜花賞4着馬だし、惨敗続きの中でも牝馬限定のターコイズSではスローの流れと軽ハンデに恵まれたとは言え、開幕週の良馬場で4着。別定54kgは有利な条件ではないが、とにかく重馬場は鬼なので、道悪が残るようなら大駆け注意。 9.ニシノマナムスメ 京都(1,1,2,0)は当然注目すべきだが、阪神だって(2,1,0,1)なのだから、結局関西圏でコーナー2つのマイル以下がベストってことでしょう。条件はほぼ全て好転するので巻き返し必至だと思うが、唯一不安は道悪。アタマが高く身のこなしの硬い走りなので本来道悪はこなせるタイプだし、実際やや重のユートピアS勝ちはあるものの、末脚勝負の馬だけにできればスパッとキレる脚を使える馬場になったほうが。 10.タイキナドレーヌ 力不足で片付けられると思うが、道悪(2,1,0,0)で京都マイルも(1,2,0,1)。意外と条件は合っている。シンガリ人気になるぐらいなら遊びで押さえても。でも冬場がダメなんだよねぇ。 11.レインダンス この名前で道悪空っ下手って詐欺ですやん。馬場が回復すれば巻き返しも可能と見るが、今週の稽古は私の眼には末の伸びがもうひとつに映った。外枠を引いたので藤岡弟が消極的に乗りそうなのも不安。 12.カレイジャスミン 折り合いが最大の課題だろうが、今週の追い切りでは東京新聞杯勝ちのアブソリュートと余力十分に同入。テンションもギリギリ我慢できていた。輸送でイレ込まなければ。ただできれば内枠から先行してロスの無い競馬がしたかったところで、この枠だとちょっと割り引きか。 13.トウカイルナ 距離が短いのと追い込み馬だけに馬場傾向が問題。この馬自身は道悪が特別下手ではないが、内の前残り傾向だった馬場で雨による影響がどこに出るのかによって大きく影響を受けそう。内が荒れて外差し馬場にでもなれば上位食い込みもありそうだが、今週からコース替わりだけにいきなりそこまで悪化はしないだろ。そして何より、ほんの少し賞金が多いために7歳のこの馬が一番斤量を背負わされるのは不利。 14.ハチマンダイボサツ 一頓挫の割引は必要だが稽古では上々の動きを見せており、これなら良績の無い京都でもスンナリ先行できれば面白いと思ったが、残念ながら大外枠。スタート後の直線は十分あるのでロスを最小限に食い止められれば良いのだが、前走のように控えることになったりして外を回されると辛い。 ◎5.ザレマ ○9.ニシノマナムスメ ▲2.スペルバインド △12.カレイジャスミン △4.プリンセストロイ △8.ハートオブクィーン ▽1,7,14 良馬場にまで回復したらハートオブクィーンの替わりにレインダンス。 |
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