京都記念追い切り。

春秋2回行われていたこともあって伝統の重賞だが、時期的にも距離的にも中途半端な印象も強い。今年は頭数も少なく、GⅡで頭打ちの馬と上がり馬の対決って様相。


カポーティスター<87>
高倉(坂路) 55.0-39.7-25.5-12.6 末一杯
OPマカニビスティーと併せ馬。残り1F手前から相手は手が動き出したが、こちらはじっくり抑えて残り1Fから追い出すと、前走時と同じく重心が低くて力強いフットワークを見せてグイグイと抜け出してきた。前走はもちろん斤量や馬場の恩恵はあったが、あれがフロックではないと思わせる動きを今回も見せている。昨秋に比べて馬が変わってきた印象。

サクラアルディート<87>
菱田(坂路) 56.7-40.3-26.1-12.5 末一杯
重心が高めでちょっと頼りない印象を受けたが、馬場の真ん中でそんなにフラフラすることもなく、最後までフットワークに勢いがあった。追われてからの身のこなしに柔らかさを感じるし、動きにキレがある。OP昇級初戦で初距離と条件は楽ではないが、まだ底を見せていない不気味さもある。

ショウナンマイティ<86>
浜中(坂路) 54.3-39.3-25.5-12.4 末強め
追い切った時間帯が良かったのか、この馬の持つ脚力なのか、時計はこの日としてはかなり速い。舌を越していくらか外へモタレ気味だったし走りにくそうだったが、それでも大きなフットワークで力強く駆け上がってきた。馬場に根負けせず最後まで前向きさがあった点も好感が持てる。100点のデキではないだろうが、休み明けをあまり割り引かなくても良さそうな状態にある。

トーセンラー<86>
武豊(CW) 82.0-67.1-52.8-39.3-12.2 末強め
500万サクセスフェイトの内に併せる。残り1Fで内から並びかけ、この馬らしい重心の低さとフットワークの大きさを見せていたが、追走したからか馬場のせいなのか、この馬本来の伸び脚に比べるともうひとつで同入に留まる。水準以上の動きではあるが、いつも稽古は良く見せる馬なので評価は辛めに。体がフックラ見えるのは良いことだが、徐々に成績もレースぶりも小さくまとまってきてしまっている印象がある。まともならこの舞台でこの相手なら好勝負必至だが、馬場が悪くなるようだと案外な結果に終わりそうな気もする。

ビートブラック<85>
助手(坂路) 54.6-40.3-26.6-13.7 末一杯
坂路で馬場が重くなると全く動けないタイプ。ゴール前では叩かれても反応が薄かったが、極端に脚が上がったり失速したりした印象もなく、最後まで一定のリズムでキビキビ動けていた。有馬記念は鞍上が中途半端な乗り方をして自滅したが、デキは昨秋復帰以降そんなに悪くないはず。京都外回りでの大逃げは常に警戒すべきだが、今回は斤量面で不利。

ジョワドヴィーヴル<85>
福永(CW) 86.7-70.2-54.3-39.8-12.0 末仕掛け
マツパク厩舎らしい残り1Fまで楽走で終いだけビシッと追われる。何しろまだキャリア4戦の馬なのであまり追い切りを見たことがないのだが、この血統ならそれほどバリバリ動くタイプじゃないはず。実際確か追い切りは目立たないけどレースでは走るようなキャラだったと思う。それを考えれば今回は道悪でも弾むような動きで、この馬らしいバネを感じさせる。体は丸みがあって太めなのか成長なのかわからんが、少なくとも長期休み明けの牝馬だからキリキリして細く見えるよりは良いだろう。先週の好時計は馬場が良かったので鵜呑みにはできないが、あれぐらいは動けているということ。初の古馬相手で新馬戦以来となる牡馬相手、しかも3Fの距離延長と課題山積だが、53kgだし押さえには必要かも。まぁ未知の魅力で人気にもなるんだろうが。乾いていれば荒れ馬場でも対応しそうだが、緩い馬場になれば割引。

ジャスタウェイ<85>
助手(坂路) 56.7-41.5-28.0-14.8 馬なり
OPシュプリームギフトと併せる。一見すると物凄く時計がかかっているが、極悪馬場で無理をしなかった感じ。何度か仕掛けてはいたが、結局最後まで強く追われることは無かった。ゴールまで前向きさを維持していたし、状態面では大きな変化はないと思う。中山内回りは合わなかったので京都の外回りで巻き返し可能だし、今回は斤量も有利。課題は距離か。

ベールドインパクト<85>
助手(CW) 85.8-68.8-53.0-38.89-12.7 馬なり
ラヴァズアゲインと併せたが、4角で既に相手を置き去りにし、直線は実質単走追い。スピード感に乏しく最後まで長手綱で馬任せの調整だったのでもっと時計がかかっているかと思ったが、馬場を考えれば許容範囲の時計。頭を下げて自分からハミを取り、程よい前向きさを見せていた。フットワークの力強さがやや物足りないが、この馬は以前からそんな感じ。ひと息入ったが走れる状態にはある。

リッツィースター<85>
助手(P) 67.6-51.2-36.7-12.1 末一杯
OPホッカイカンティの外に併せる。追走して勢いよく4角で並びかけたものの、直線は激しく鞍上の手が動いたが、馬なりの相手に何とか同入に留まる。馬に前向きさがありしゅうちゅうりょくも見られ、この馬としてはマズマズの動きだと思うが、結果が出ない近況からの変わり身は感じられないし、ましてや今回は休み明け。

ジャミール<84>
武幸(坂路) 58.0-42.5-27.8-14.2 末強め
新馬エイシンテキサスと併せる。最後まで脚はよく動いていたし前向きさも維持しており、字面ほど時計がかかった印象はないが、比較的馬場の良い時間帯だったと思われるので、物足りない印象も少し。やはり新馬に手応えで見劣っての遅れでは良い評価はできない。休養期間の長さほど減点ではないが、いくらかの割引は必要だろう。

ヤマニンファラオ<84>
石橋守(坂路) 62.4-45.6-29.0-13.5 馬なり
時計が示す通り、楽走から終い1Fだけ少しスピードアップした程度。馬場が悪かったので評価が難しいところであるが、中間も遅れが目立ち仕上がりはイマイチか。叩いてからがベターだろうけど、追い切り乗せたんだから、石橋さんに乗せてあげればいいのに。

追い切り推奨はビートブラックまでの5頭。

この記事へのコメント

優一郎
2013年02月10日 08:25
アンカツさん、引退しちゃいましたね。
一週遅れのネタですが^^;
ライデンリーダーでの中央殴りこみのときは、ほんと興奮したし応援しました。乗れなくなってからも、ウインバリアシオンの青葉賞とか、印象深いです。これでアンミツ、田面木と先に引退して、私より年上のジョッキーが皆無になりました^^;

◎はトーセンラー。
京都外回り巧者で、相手が手薄な上に少頭数。差しが決まる馬場でもありますし。
相手は無難にジャスタウェイとショウナンマイティで、これまた無難に馬連で勝負します。